ライゼのお役立ち英語と日々

1年のみ米国にいて米国弁護士に何とかなれた日本人による英語の小ワザ、旅行、雑感など。英語って難しいけど面白いよねー。

奈良に行きました

法隆寺の救世観音を見たくて、少し前に奈良に行ってきました。救世観音は年に2回、春秋の特定の時期しか開帳していません。

奈良には四回ほど行ったことがあるのに、いつもタイミングが合わず見ていない(。-_-。)f:id:reisenrin23:20160419095901j:plain

というわけで仕事の合間を縫って予約して行ってみたら…

時期を間違えていました。

仕方ないから法隆寺にも行きつつ、海龍王寺や法華寺を見てきました。新大宮駅からがんばれば歩いていける海龍王寺、地味ながら美しいお庭がありました。旅の無事が御利益らしいので、留学や旅行の予定のある人におすすめです。

その内奈良の観光ガイドを英語でする人になりたい。

理由を示してほしい

仕事で、「●●の理由で、XXだと思いますが、ご意見いかがでしょうか?」と周囲の同僚などに意見を求めたところ、「XXと考えます」という一文の返信が来ました。

わー同じ意見、うれしいー!

じゃなくって、理由を、理由をください!

人に対して仕事でYesかNoかを言うときに、理由を示さないのってどうなんでしょう?理由を示す時間がないとか、示せない事情があるわけではないのに、アンケートじゃあるまいし、相手を説得できないでしょうが。お金をもらってるんだから。。。共感を求め、相槌と頷きがあれば幸せな、飲み会とかじゃないんだから。。。

てわけで、英語で理由を示す場合、becauseとかよく聞きますね。

先に流れを示したい時に、文章だと、accordingly, consequently, as a result, therefore,などの接続詞を使いますね。何語にしろ、理由がなくて結論しかない意見って、「理由とかどうでもいいから、あの人がどう考えるのか知りたい」というファンしか喜ばないですよね。

はい、今回は英語の表現の話ではなくて、単なる仕事の愚痴でした。

ではー。

頭がよさそうに見えるかも? お役立ち英語表現⑤ Likely

先日知り合いに、将来について意外なアドバイスを受けました。自分には今までの延長上の未来とか、限られた可能性しか持っていないという思い込みがありますが、20年後に現在の自分を振り返ることを想像すると、今から何でもできそうな気がしますねー。

 

今日の表現、likelyは、なんだかよく分からないけど、とりあえず質問に回答しなきゃいけない状況でお役立ちだと思います。そういう意味でSupposed toに似ていますね。断言は避けたいけど、婉曲に回答を示す必要はある状況で使えます。

「Will it rain tomorrow?」と聞かれ、知らんがなと思いつつも、

Most likely (多分そうだろうね)

と言っておけば正確な知識や関心がないことも見せずに、回答ができますね。

自分のことにも使えます。

I am likely to be there at 9 PM. (午後9時にはそこにいられると思うよ)

アメリカ人はlikeを多用している気がします。Likelyも簡易な英語で、発音しつつ次に何を言うかを考えられるので、時間稼ぎにもなって便利ですねー。ただ、あまり頻繁に使うとかえって話が進まない要領が悪い人に見えてしまうおそれもあるので、頻度には気を付けるのが良いかもしれません。

ではー。

雑感 LとRの発音

結論:すべてはコンテクストなのでは。

今回は具体的な発音方法は専門家の方にお任せし、ずっと日本にいる日本人にとってのLとRについての心構えを抽象的に語ります。すみません、私もLとR苦手なので、何とか克服できないか試行錯誤中です。

先日イギリス人とスカイプ英会話で、RとLを単語で聞き分けるテストをしてもらいましたが、最初は全然聞き分けられませんでした。何度かやっているうちに確度は上がりましたが、単語のみで区別するのはかなり難易度が高いです。。。

というわけで、単語のみでコミュニケーションするのはあきらめて、コンテクストで意味を確認するようにしましょう!

Arriveなのか、Aliveなのかは、文脈でわかりますよね?

 

そんなことは百も承知で、それでもどうしてもLとRの発音をよくしたいという方。。。

お気持ちはわかります。

ネイティブで英語を話す人をつかまえて、自分の発音を聞いてもらってはいかがでしょうか。

そして、正しい発音をしやすい単語と、しにくい単語の識別をしましょう。

例えば私の場合では、Rが語末に来ると発音がしやすいです。(Butterとか)

文頭に来る場合も何とかいけます。(Riseとか)

でも、中間に来る場合、RとLが両方とも単語内にある場合非常に難しいです。(Surviveとか、Recyclingなど)

その場合、比較的発音しやすいRを練習して、その感覚を発音しにくいRにも生かすようにしてみましょう!

私の場合、Butterと何度もつぶやいてから、Butter tter R Recyclingと変形させるようにしています。

ではー。

雑感 和製英語の弊害

 何で和製英語というものがあるのでしょうか。

例えばペットボトル、あれは英語ではないですよね。Pet bottleと連呼しても、外国人には通じない。Plastic bottleと言わなければならない。

あと、naïveという単語は、日本語では「繊細な」という肯定的な意味を持つけれども、英語ではどちらかというと「無知な」という否定的な意味を持ちます。どこかで変形して日本語では違う意味合いを持つようになったんでしょうね。

英語をそのまま英語として使ってくれれば使い分ける必要がないのに、日本語で使うときと違う意味合いがあるから厄介です。

いちいち「これは英語では本当はどういう意味なんだろう?英語としてこの単語は存在するのだろうか?」と考えなければならなくて、英語を話すときに面倒です。この考えるという作業が割と煩わしい。

違う環境で育った人たちと話すときに注意しなければならないのが、「この人は自分と前提にするものが同じだろうか」という配慮だと思います。

例えば学校の制度が外国と日本では異なることが多いから、「When I was at junior high school」と話し出す場合、聞き手にその時自分が何歳だったのかも同時に理解してほしいのなら、「日本では中学校は何歳から何歳まで通って、ちなみにその時私は●歳だった」という前提も話さないといけないですよね。相手が日本通なら別ですが、異なる環境で育った人に対して、「これは当然知っているべき」という前提はなるべく作らない方が、聞き手にとってわかりやすい話し方ができる可能性が高いです。

何が言いたいかというと、そういう手間をかけて異文化コミュニケーションとして英語を使う場合、頭を使うべきポイントは少ない方が楽なので、和製英語、なくならないのかな。。。というのが私の希望です。

ではー。

 

頭がよく見えるかも? お役立ち英語表現④ Would you care for?

海外の人と食事をしていて、次のオーダーについて確認したいとき、ありますよね。

Would like more wine? (もっとワイン飲む?)

Would you have dessert? (デザート食べる?)

ていうのも何か直接的だし、丁寧な勧め方はないかなと思っていました。

そんなとき友人が。。。

Would you care for dessert?

これだ!

Care for とは「好む、興味がある」などの肯定的な意味で、likeやhaveよりも間接的で丁寧ですよねー。スマートな感じがする。。。

というわけで最近は友人を真似てWould you care forを連呼しています。

海外の人々と日本で食事をするとき、英語メニューがない時の説明も難しいですよね。

この間来日した外国人と日本人とで鍋を食べていたら、何かの木の実が入っていました。同席していた日本人から海外の人のために「これは何か説明しろ」となぜかふられてしまい、日本語でも何なのか分からないそれを英訳するのができないので、mysterious something…と言ってしまった適当っぷり。

どうやら棗(Dates)だったようです。何でそんなものが鍋に入っているんだ。。。

ではー。

頭がよく見えるかも? お役立ち英語表現③ Have you met?

イベントやパーティで、知らない人たちと英語で話す機会があるとき、会話を始めるきっかけ、それと会話を去るきっかけをつかむのって難しくないですか?

話しかけにくいorきっかけをつかみにくい。。。

または、もう十分お話はできたし、相手の気持ちを傷つけないようにして、そろそろその場を離れたい。食事をとりたいorトイレに行きたい。。。

そんなときは。。。

Have you met XX?  (XXさんとはもう会った?)

とほかの人を引き合わせる手があります!

この表現は人を紹介する時と、人を紹介して自分がその場を去る時にも使えます!

日本人の私にはあまりない感覚だったのですが、ヨーロッパやアメリカの方たちは、紹介というものを大事にしますよね。知らない人たち同士が出会ったとき、双方を知っている人は、必ず「もう会ったことある?」と名前を教えてくれて、会話を始めやすくしてくれます。これ、日本人同士の集まりでやってくれる人って少ないですよね。いつまでも名前を教えてくれるから自分から名乗るしかない、または会話の輪に加わりにくい、みたいな。紹介してもらえると会話を始めるきっかけになってありがたいです。

自分が紹介者の場合には、この一言を言って、会話を始める二人を少し見守った後、さりげなくその場を去る。。。便利―。

誰もその場に知り合いがいなくて紹介できないけれど、そろそろ移動したい場合には、

Shall we mingle? (ほかの人たちに交じってみない?)

と強引に場を変えてしまうのもありですね。もう仕方ない。

この表現は割とカジュアルなので、もう少しフォーマルで洗練された場の去り方があったら私も知りたいです。

新しい人たちと英語で知り合うのって、場慣れと英語力と気遣いが必要なので、最近は面倒と思ってしまうライゼですが、楽しいこともあるはずなのでお互い頑張りましょうー。

ではー。


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